No. 01
Step 1 の最初のステップ
ビズリーチ
市場価値の可視化に最適。Step 1 で必ず使う。
- Best for
- SES在籍中で「自分の市場価値を確認したい」現役エンジニア
- Pricing
- 求職者側は基本無料
- +登録から1週間でスカウト数 + 年収レンジで市場価値が分かる
- +現職を続けながら受け身で進められる、SES在籍中の負担が少ない
- +ぼくは登録1週間で18件スカウト、うちハイクラス6件
- +年収交渉カードとしても活用可能(他社オファーの材料に)
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§ Pillar Guide · サブピラー / SES脱却
地方SES 5年→外資系コンサル(現役・地方勤務)のエンジニアが、年収350→780万に到達するまでに踏んだ具体的なステップを、数字とエピソードで全公開。SES在籍中の30代エンジニアが現実的に動ける道筋を時系列で開示します。
公開:2026.05.17 / 更新:2026.05.17
TL;DR
結論:SES脱却で年収を倍以上に上げる現実的な道筋は「① 市場価値の可視化 → ② スキルの底上げ → ③ 複数エージェント併用 → ④ 職務経歴書の作り込み → ⑤ 複数オファーで年収交渉」の5ステップ。ぼくは地方SES 5年目(年収350万)からこの順序で外資系コンサル内定(年収780万)を取り、地方在住のまま年収を2.23倍にしました。本記事は、SES在籍中のエンジニアが「今日から動き始められる」具体行動に落とし込んだロードマップです。
Comparison
SES 5年目の4つの選択肢比較(年収・難易度・成功確率の見積もり)
| 選択肢 | 想定年収レンジ | 難易度 | 成功確率(動いた前提) |
|---|---|---|---|
| ① 現職継続(SESに残る) | 350〜500万 | ★ | 100%(ただし年収は上がらない) |
| ② 自社開発企業に転職 | 500〜800万 | ★★ | 60〜70%(ポートフォリオ次第) |
| ③ 外資・コンサル系(外資系コンサル等) | 700〜1200万 | ★★★ | 30〜50%(JAC等のエージェント次第) |
| ④ フリーランス独立 | 600〜1200万(変動大) | ★★★★ | 40〜60%(営業力次第) |
Per-Agency Notes
No. 01
Step 1 の最初のステップ
市場価値の可視化に最適。Step 1 で必ず使う。
No. 02
ぼくの外資系コンサル内定はここ経由
外資・コンサル狙い + 地方在住OK枠を引き出す主軸。
No. 03
添削が最も丁寧
自社開発志向 + 職務経歴書の添削で書類通過率を上げる。
No. 04
受講料は転職後の年収アップで早期回収
Step 2 のポートフォリオ作りに最適なスクール。
In Depth
Note 01
ぼくは地方のSES企業でエンジニアとして働き始め、5年勤めた時点で年収は350万でした。同期の8割は400万前後、リーダー層で450万、それより上は本社の上層部だけ。「このまま続けても年収500万が頭打ち」という感覚が、4年目あたりから明確になってきた。
SES勤務で見えてきた天井は3つ — ① 客先依存で自分のスキルセットがブレる、② 「何を作ったか」が職務経歴書に書きづらい、③ 年収アップは年功序列で年5〜10万のペース。
決定打になったのは、知人エンジニア(別企業のSES経由で自社開発に転職、年収550万→780万)から「外を見ないと損する」と言われた瞬間でした。彼は「ビズリーチに登録するだけでいい、市場価値だけ見てみろ」と勧めてくれた。
2024年6月、ぼくは地方SESに在籍したまま、まずビズリーチへの登録から動き始めました。これが Step 1 です。
Note 02
結論:何より先に「自分の市場価値」を数字で確認することが、SES脱却の最初の一歩です。理由は「市場価値が分かると、動く判断が確信に変わる」から。
ぼくの場合、ビズリーチ登録から1週間で18件のスカウトが届きました。内訳はハイクラス(年収800万以上)が6件、ミッドレンジ(500〜750万)が10件、その他2件。SES時代の年収350万から見ると、市場では2倍近いレンジで評価されていることが数字で分かった瞬間でした。
重要なのは「現職を辞める前」に市場価値を確認すること。「辞めてから探す」だと精神的に焦りが出て判断が鈍る。在籍中なら冷静にスカウトを観察できる。
ビズリーチ登録時のコツは3つ — ① 職務経歴を「何を、どんな技術で、どんな成果が出たか」の3点で具体化、② 希望条件を明確化(地方在住・転居不可なら明示)、③ プロフィールサマリーを200字以上書く。これで初日からスカウトが来ます。
詳しいビズリーチの使い方は別記事(ビズリーチ レビュー)に書きました。
Note 03
ビズリーチでスカウトを見て「市場価値はある」と分かった次は、「ハイクラスレンジに行くための武器」を作るフェーズです。ぼくの場合は RUNTEQ(プログラミングスクール)に通って Rails+React の中規模Webアプリを9ヶ月かけて作りました。
なぜスクール?SESエンジニアは「客先案件で作ったもの」を職務経歴書に書きにくい(NDA・案件名守秘)ので、「自分の手で最初から最後まで作ったプロダクト」が事実上ない人が多い。これが自社開発・ハイクラス転職の最大のボトルネックです。
RUNTEQ 受講料は約45万円。ぼくは「転職後の年収アップ(350→780万、年430万増)で半年もせず回収できる投資」と判断して受講しました。実際、内定獲得後3ヶ月で受講料は回収できた計算です。
ただし「全員がスクールに通うべき」とは言いません。技術ブログ・OSS・個人プロダクトでポートフォリオが作れる人はそちらでも OK。ぼくの場合は「9ヶ月で集中して作る環境が必要」と判断してスクール選択しました。
詳しい RUNTEQ の受講記録は別記事(RUNTEQ レビュー)に書きました。
Note 04
ポートフォリオの形が見えてきた Step 2 の終盤(8ヶ月目)、ぼくは JAC リクルートメントとレバテックキャリアにも登録しました。ビズリーチと合わせて3社併用がここから始まる。
なぜ3社なのか?それぞれ役割が違うからです。① JAC:外資・コンサル系の地方在住OK枠、② レバテックキャリア:自社開発・モダン技術スタック、③ ビズリーチ:市場全体の俯瞰とスカウト型での視野拡大。1社だけだと「その担当者が持っている求人」しか見えない。
ぼくは初回面談で「地方在住・転居不可、地方在住のまま勤務できる外資・コンサル系」と明確に伝えました。すると JAC の担当者はその場で3社の地方在住OK求人を提案、レバテックは「自社開発でフルリモート可」の選択肢を出してきた。
ここで重要なのは「全部の担当者に同じ条件を伝える」こと。エージェントごとに条件を変えると、後で年収交渉が破綻します。「条件は全社同じ、選択肢を広げたいから3社使っている」とストレートに伝える方が信頼関係を築けます。
詳しい JAC・レバテックの使い方は別記事(JAC レビュー / レバテックキャリア レビュー)に書きました。
Note 05
Step 3 でエージェントの担当者が決まったら、次は職務経歴書の作り込みです。ぼくはレバテックキャリアの担当者(エンジニア出身)に5往復で添削してもらいました。
1回目の添削:「役割が抽象的すぎる。『SaaS の機能追加』ではなく『◯◯領域のAPI 設計と React コンポーネント実装、月間アクセス◯万ユーザー規模』のような具体性を」とフィードバック。
2回目:「数字を入れて。何件のチケット、何人のチームで、どれくらいの期間、どんな成果」を具体化。
3〜5回目:「外資受けする書き方」「JAC で評価されやすい職務経歴の構造」など、各エージェントの担当者からのフィードバックを反映。
完成した職務経歴書の結果:応募5社中4社が書類選考通過(通過率80%)。SES エンジニアの平均通過率(50%前後)と比べて顕著に高い。職務経歴書の質が、転職活動の効率を直接決めます。
添削はレバテックが最も丁寧でした。エンジニア出身の担当者が技術視点で「ここは外資が好む書き方」「自社開発で評価される技術用語」を細かく指摘してくれた。
Note 06
応募開始から2ヶ月で、ぼくは複数オファーを獲得しました。① JAC 経由の外資系コンサル(年収730万)、② レバテック経由の自社開発企業(年収680万)、③ ビズリーチ経由のスカウト案件(年収750万レンジ打診)。
ここで「複数オファーを年収交渉カードに使う」フェーズです。JAC の担当者に「ビズリーチ経由で750万レンジが出ています(これは事実)、御社のレンジで再考頂けないでしょうか」と相談。
JAC の担当者の動き:企業(外資系コンサル)に「他社オファーもある中で、年収レンジを最大限考慮してほしい」と交渉。3週間後に年収780万で再オファー、賞与レンジも少し改善。
ポイント:他社オファーは事実ベースで言う。「800万出ます」と嘘をつくと後で破綻するし、JAC のコンサルタントも「無理筋の交渉はしない」スタンスなので、こちらも事実を渡す必要あり。
ぼくは外資系コンサルを承諾、地方SESに退職交渉、3ヶ月後に地方在住のまま外資系コンサルに入社。登録から入社まで約8ヶ月、年収350→780万(2.23倍)、地方在住のまま。
Note 07
外資系コンサル入社後、ぼくは年収780万からスタート、現職2年目で年収900万に到達しました。SES時代の350万から見ると2.57倍、地方在住のまま到達しています。
SES脱却後の生活変化:① 「客先依存」から「会社所属プロジェクト」へ、責任範囲と提案領域が広がった、② 副業の自由度が上がった(本業の規程内で月20〜30万の副業可能)、③ 家族との時間が増えた(リモートワーク前提のため)。
デメリットも書いておくと:① 評価制度が SES より厳しい(成果主義の比重が大きい)、② 「即戦力」期待値が高い、③ 業界用語・コンサル文化への適応が必要。SES時代より「ラクになった」のではなく、「責任は重くなったが、得られるものが大きくなった」が正確な表現。
それでも、SES脱却した今、振り返って「もっと早く動いてもよかった」と思っています。Step 0 で書いた「動き始めるまでが地獄」は本当で、3〜4年目で動いていれば、現職2年目時点の年収はもう1段上がっていたはずです。
SES在籍中で「動こうか迷っている」読者には、ぼくの3〜4年目の自分に言いたいことをそのまま伝えます — まずビズリーチに登録だけしてみてください。動くか動かないかは、市場価値を見てから判断すればいい。
Note 08
1. 「もっと早く動けばよかった」— ぼくが本格的に動き始めたのは SES 4〜5年目。3年目で動いていれば、その時点で年収500〜600万のキャリアが始まっていた可能性が高い。「準備が整ってから」を待っていると、永遠に動けない。
2. 「個人のポートフォリオを早く作っておけばよかった」— RUNTEQ で9ヶ月かけて作ったものを、SES 1〜3年目に副業や個人開発で少しずつ作っておけば、スクール費用45万円は浮いたはず。「業務以外の時間で1行コードを書く習慣」がキャリアの保険になる。
3. 「Xで発信を始めておけばよかった」— 転職活動中、Xで発信していたエンジニア仲間は「フォロワーから直接スカウト」「同業者ネットワークから情報」が来ていた。匿名でいいので、SES時代から発信を続ける価値は大きい。
この3つの後悔は、今の SES 3〜4年目の読者には全部回避できるものです。ぼくの失敗を踏み台にしてください。
Q&A
可能です。ぼく自身が地方SES 5年(年収350万)→外資系コンサル(年収780万)で2.23倍を実現しました。鍵は「業態を変える」こと。SES内での昇進では年5〜10万のペースですが、自社開発・外資・コンサル系への業態転換で100〜400万単位の年収レンジ変動が起きます。
適切な設定をすればバレるリスクは最小化できます。① ビズリーチで現職企業をブロック、② エージェントに「現職にバレないよう」と最初に伝える、③ SNSで転職活動を発信しない、④ 面接日程は有給休暇 or リモート勤務時に調整。ぼくは8ヶ月の活動で現職にバレた経験はありません。
必須ではありません。技術ブログ・OSS・個人開発でポートフォリオが作れる人はスクール不要です。ただし「9ヶ月集中して中規模Webアプリを作る環境」が必要な場合は、スクールが最短ルート。ぼくは RUNTEQ に通って、転職後3ヶ月で受講料を回収しました。
30代でも十分可能ですが、20代より「実績の言語化」が重要になります。3〜5年目の経験を「何を、どんな技術で、どんな成果が出たか」の3点で具体化できれば、自社開発・外資系の選択肢は広い。ぼくは30歳・SES 5年目で外資系コンサル内定を取りました。
最低3社、できれば4〜5社を併用するのがおすすめです。1社だけだと求人の選択肢が狭くなり、年収交渉カードも弱くなります。ぼくは JAC + ビズリーチ + レバテックの3社で内定5社獲得、年収780万のオファーを取りました。
可能です。ぼく自身が地方在住のまま外資系コンサル勤務 + 年収780万を実現しました。鍵は「地方在住OK」「フルリモート可」のフィルタを明示的にかけること。地方在住可枠を持つエージェント(JAC・レバテック・ビズリーチ)を選び、初回面談で「地方在住・転居不可」と伝えるのが重要です。
ぼくの場合は登録から内定まで約8ヶ月(うちポートフォリオ作りに9ヶ月、転職活動本格化から4ヶ月)。ポートフォリオが既にある人は3〜4ヶ月で内定獲得も可能です。SES在籍中の繁忙度にも依存するので、平日2〜3時間+週末の確保が前提です。
ぼく自身は戻ろうと思ったことはありません。ただ、SES時代より「責任は重く、即戦力期待も高い」のは事実です。SES の「ある程度時間が読める」「ローテーションで多様な現場を見られる」というメリットを失う代わりに、業態の主体性と年収を得る、というトレードオフです。
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